2020年01月10日 13:22

クリスタルロードは、感覚過敏の人が快適に暮らせる社会を目指し「感覚過敏研究所」を立ち上げた。

クリスタルロードは、年齢やお金を理由に「今」をあきらめなくていい社会を作ることをビジョンに掲げ、メディア運営やクラウドファンディング事業に取り組んできた。現役中学生でもある社長の加藤路瑛さんが12歳の時に親子起業のスタイルで設立した会社で、中学生の視点から新しい挑戦をし続けている。

「感覚過敏研究所」は、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の敏感さがあることで日常生活において困りごとがある人々が暮らしやすくなることを目的に設立。所長はクリスタルロード取締役社長の加藤さんが就任。メンバーには中高生から大人までおり、また感覚過敏のある子どもを持つ親も参加している。

「感覚過敏研究所」では、感覚過敏のある当事者とその家族が悩みや情報を共有できるコミュニティー「かびんの森」を運営。メンバーからの困りごとから、対策グッズなどの商品化やサービスの企画をみんなで考えていく。また、当事者や家族が無料で参加できるコミュニティーチャンネルを用意しているが、サポーターメンバーだけが閲覧・参加できるチャンネルを別途設置。専門家や支援者のネットワークを構築できることも目指している。サポーターメンバーは、研究所の運営を話し合うチャンネルにも参加でき、運営やサービス企画などにも参画できる。

感覚過敏研究所