長崎県・平戸発のブランド「firando」では、塩生キャラメル「MANGETSU」と濃厚プリン「PURIORI」を百貨店催事に出店。期間中、ブランドを立ち上げた女性アトリエオーナーが直接、商品を紹介することが決定した。

江戸鎖国期、平戸は西の都「firando」と呼ばれ、国際貿易港として栄えた。日本にいちはやく砂糖が入ってきた場所でもありシュガーロードとも呼ばれる平戸は、元祖スイーツの土地。そんな歴史ある平戸で、当時キャラメロという西洋菓子や砂糖が平戸に伝来した物語を、現代に復刻。

「自然への回帰」をテーマにした塩生キャラメル「MANGETSU」と、日本の菓子文化の層「歴史への回帰」を表現した濃厚プリン「PURIORI」は大きな反響を呼び、「九州王国」（エー・アール・ティ）2019年11月号に掲載された。

フルムーンキャラメロ「MANGETSU」は、美しい平戸島の海から、満月の満潮の夜にだけ汲み上げて作る塩と、平戸で唯一守り継がれる酪農家から直接受け取る、しぼりたての新鮮な生乳を使用。保存料・着色料不使用の無添加にこだわり、未精製の鹿児島県産の最高品質の粗糖を使用し、つきっきりで炊き上げ10秒単位で仕上がりを見極める手仕事にこだわった。一口食べた時のふわりと溶けるなめらかさと繊細さが印象的。ミルクの濃厚な味わいと、満月の塩がアクセントとなり、すっきりと心地良い後味を実現している。