2020年01月07日 17:03

パソナフォスターは、保育事業者の保育の質向上を支援する「CRAYON BOOK(クレヨンブック)」の販売を1月6日から開始した。

現代の子どもたちを取り巻く環境は、インターネットやスマートフォン等からの情報や外部刺激が多く、成長段階において保育者である大人たちとの感覚にズレが生じている。そのような中で、保育者の保育経験や大人の価値観を持ち込まず、子どもの成長状況を客観的に把握し、一人ひとりの個性や才能を伸ばすために関わることは容易ではない。

「CRAYON BOOK」は、琉球大学教育学部の韓昌完(ハン・チャンワン)教授が開発し、パソナグループで総合保育サービスを展開するパソナフォスターが共同研究企業として商品化した。「CRAYON BOOK」は、子どもの「環境と日常生活」「理解」「概念形成」「納得」「才能発掘」に関する解説をはじめ、保育所保育指針や幼稚園教諭要項に沿って表現された評価シートに答えることで、一人ひとりの子どもの成長状況や、それぞれの個性・才能を伸ばすための大人の関わり方や、必要な保育環境の可視化が可能となる。また、保育者への教育研修や、保育者同士の情報共有として活用することで、今後の保育の方向性が共有でき、保育の質向上につながる。

価格は、「CRAYON BOOK」3000円、「評価マニュアル」1500円、「評価シートの分析」5000円/回(すべて税別)など。販売開始日は1月6日。

パソナフォスター