2019年12月27日 18:33

だしの魅力を再発見させる活動として「だし活プロジェクト」を行っているヤマキでは、「お雑煮」や「だし」に関する地域差や年代間の違いについて調査を実施した。

今回の調査では、お正月にお雑煮を毎年必ず食べる人が、70代(約88%)をトップに若い年代になるほど少なくなる傾向にあることがわかった。未婚者と既婚者とで比較した場合、既婚者(約75%)に対して未婚者(約58%)と約17%も差がでた。

お雑煮のだしは地域によって差が出ており、四国は煮干し・いりこ(30%)、九州はあご(約15%)などが他の地域より多い結果に。かつお節は四国(約67%)関東(約62%)を筆頭に全国的に多い中、九州は約40%と低い結果となり、その分九州は昆布(約42%)椎茸(約26%)あご(約15%)など多様なだしが使われていた。お雑煮のもちの形も、中部と近畿を境に角もちと丸もちではっきり分かれていた。