2019年12月27日 16:47

DFCパートナーズは、このほど、認知症の人とともに行う初の商品開発プロジェクト第一弾商品「-niho- 小銭が取り出しやすい財布」を開発した。
今回の商品開発プロジェクトの発案者は、DFCパートナーズが運営する「認知症の人と家族のためのオンラインストアdfshop」店長の清水祥子さん。外出時、自分で支払うことが難しくなった認知症の父の姿から、「認知症の人が使いやすい構造の商品があれば生活の困りごとを減らせるのではないか」と立案した。SNSで参加を呼びかけ、学生・福祉専門職・デザイン関係者・介護中の人などが参加。認知症の人たちとも意見交換を重ね、スーパーでの買い物テストを経て試作品を改良した。
なお2020年1月、認知症の人が外出しやすい社会のデザインについて考えるイベントを開催し、本プロジェクトの報告を行う。