2019年11月18日 10:19

佐賀県は、2018年にデビューしたいちご新ブランド「いちごさん」の2年目の本格出荷を開始した。

佐賀県は、国内の他品種との競合や、生産者の高齢化などによって縮小傾向にある、県内のいちご生産のV字回復を図るため、佐賀県、JAグループ佐賀、生産者が一丸となって、7年の開発期間をかけ、約1万5000もの試験株の中から新品種「佐賀i9号」を開発。2018年11月15日に「いちごさん」として市場デビューした。凛とうつくしい色と形、華やかでやさしい甘さ、果汁のみずみずしさが特徴だ。

2年目となる2019年産は、425戸の生産者、63.6ヘクタールの栽培面積で、出荷量は約3000トンを見込んでおり(JAグループ佐賀調べ)、順次、首都圏などの大都市圏に向け本格的な出荷を開始。佐賀市の「さが風土館 季楽 直販本店」では、「いいいちご(1115)」にちなみ、11月15日より販売が開始され、1パック1530円(税込)で販売された。

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