2019年11月05日 11:27

日本出版販売およびリブロプラスが運営する本屋「文喫」は、2019年度「グッドデザイン・ベスト100」の中から選出される「グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]」を受賞した。
2018年12月11日、「文喫」は「本と出会うための本屋」として、六本木にオープンした。同店の立ち上げに携わったメンバー自身の「偶発的に出会った本が、自分の人生の中で重要な本となった」という体験から、「本と出会うための本屋」というコンセプトが導き出され、生まれたのが「文喫」だ。
今回の「グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]」は、新たなビジネスモデルや新産業の創出、イノベーションの促進に寄与する優れたデザインとして特に認められたものに贈られる賞。「文喫」が「街中の本屋の価値」の再定義を試み、本の購買体験や読書体験に焦点を当て、多様な価値に出会おうという行動欲求のスイッチが入る滞在体験を創出できていることが高く評価された。