2019年10月15日 15:47

次世代ドローンのエアロネクストは、CEATEC 2019にて、エアモビリティの概念を覆す新たなコンセプト「空飛ぶゴンドラ」を発表。そのコンセプトを具現化した原理試作「Next MOBILITY(R)」を初披露目した。

「Next MOBILITY(R)」は、回転翼と固定翼のハイブリッド型のVTOL(垂直離着陸機)。エアロネクストが昨年のCEATEC2018で経済産業大臣賞を受賞したことで注目された独自の重心制御技術「4D GRAVITY(R)」と、今回新たに開発したVTOLの重心制御技術「ティルトボディ(R)」を搭載している。

人が乗る機体には不可欠の、安定性により担保される「安全性」はもちろん、垂直離陸時、離陸から水平飛行への移行時、飛行中、そして垂直着陸時すべてにおいてスムーズで、また揺れも最小限で常に乗客が座った状態で地面と水平で安定する「快適性」を実現した。お披露目した原理試作一号機は1人乗りの機体だが、今後複数の人が乗込むことができる機体も発表する予定。