2019年10月11日 17:13

電通サイエンスジャム(DSJ)は、首都圏に暮らす在宅生活者の家庭内での脳波をもとに様々なリサーチを可能にするプラットフォームを構築し、11月1日より新サービス「Brain Behavior Insight」を開始する。

生活者の嗜好や感情の変化が複雑化するなか、脳波をもとにしたニューロリサーチも昨今行われるようになってきたが、これまでは限られた環境での調査を強いられていた。そこでDSJでは、脳波計測器と専用タブレット、および専用の調査アプリケーションを開発。首都圏の128世帯の各家庭に配布し、実際に在宅中のリラックスした状態でスマホ動画を楽しんでもらい、その間の脳波データを取得、専用サーバーで解析する。これにより、実際の視聴形態に近い環境での脳波取得が実現するとともに、スピーディー、かつコストパフォーマンスに優れた大規模ニューロリサーチを可能とした。

サービスで利用する機器のデモンストレーションや詳細は、10月15日(火)から幕張メッセで開催される「CEATEC2019」DSJ社ブースでお披露目する。