鈴廣蒲鉾本店は、箱根登山鉄道より引退車両「箱根登山鉄道 モハ1形107号」を譲り受け、8月9日に鈴廣かまぼこの里内に設置。新たな施設「えれんなごっそCAFÉ 107」の一部として改装し、9月8日（日）にグランドオープンする。

「箱根登山鉄道 モハ1形 107号」は、大正8年にチキ1形として登場。昭和32年頃にロマンスカーをイメージしたカラーに塗り替え、その後2両固定編成化工事などを経て現在まで100年以上運行されてきた。旧式の「ツリカケ駆動方式」が用いられる箱根登山鉄道最後の車両となり、大変貴重な存在として鉄道愛好家などを中心に注目されている。

同カフェでは、店舗で購入したメニューを、車両内でも楽しむことができる。メニューは、鈴廣が手がける地ビール「箱根ビール」やオリジナルブレンドの「箱根珈琲」などのドリンクのほか、「かまぼこピンチョス」や「ちくわパン」「かまぼこサンドウイッチ」など、かまぼこ店ならではの特製メニューを取り揃えた。