2019年05月21日 10:58

イクシスは、5月20日、床面ひび割れ検知ロボット(手動式)「Floor Doctor」をリリースした。

本ロボットは、主に大型施設(物流倉庫、プラント、ビル等)の床面の損傷画像を位置情報と同時に取得することで、構造物の図面と重ね合わせて出力できるロボットで、これまで設備内の他業務が止まっている夜間に、技能者が歩きながら床面の損傷状況を確認して撮影していた業務を支援するもの。

適用対象は、主に大型物流倉庫(完成検査、定期検査)、プラント、大型ビル(完成検査)を想定している。このような検査業務では、短い工期より点検業務の時間が十分に取れないこと、夜間業務より点検技能者の確保が困難であること、点検技能者により撮影品質のバラツキが生じやすく、撮影漏れ等があった場合には業務のやり直しなどが発生するといった課題を抱えている。本ロボットの活用は、これらの課題を緩和・解消する。

定価はオープン価格。発売時期は7月(予定)。

イクシス