2019年03月13日 15:48

「わかるとできる」では、2016年4月~2019年2月までの問い合わせデータを集計・分析したところ、60歳代では25.4%が「仕事」目的でパソコン学習を検討。パソコン学習の目的を「趣味」と「仕事」で分けると、2017年度から「仕事」が「趣味」を上回る結果となった。
内閣府による「高齢者の経済・生活環境に関する調査結果」では、60歳以上のシニアのうち32.9%が収入のある仕事をしており、現在の経済的な暮らし向きが心配と感じている人は34.8%。年齢階級別でみると、60~64歳は37.8%、65~69歳は37.7%と、若いほど経済的な暮らし向きが心配と回答した割合は高くなっている。「高齢者の健康に関する調査」では、シニアが収入のある仕事をする理由として「収入が欲しい」と回答した割合は58%と半数以上だった。
少しでも自分の希望の職種に再就職をしたい、現在の職場で定年後も活躍したいなどと考える人が、現代では職場に当たり前のようにあるパソコンの学習を検討しているようだ。