2019年03月05日 16:09

グローバルウェイが運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、「残業の少ない業界ランキング」を発表した。
働き方改革関連法の一部が4月に施行され、残業時間の上限規制や年5日の年次有給休暇取得が企業に義務づけられる。多くの企業が今以上に従業員の残業抑制を迫られることになり、長時間労働の是正への取り組みに注目が集まっている。そこで今回は、「キャリコネ」の給与明細投稿をもとに、業界別の残業時間ランキングを算出した。
ランキングによると、1位は就活生からも人気の「空運業界」(残業10.3時間/月)、2位は「繊維製品業界」(残業21.2時間/月)、3位は「石油・石炭製品業界」(残業24.7時間/月)。10時間台から40時間台まで業界により平均残業時間はまちまちで、トップ10には、繊維製品、ガラス・土石製品、石油石炭製品など、資源系の業界が多くランクイン。一方で、建設・不動産業界、資源分野のなかでもパルプ・紙、鉄鋼といった業界では月の平均残業時間が35時間以上となっている。