2019年02月12日 13:41

エコール 辻 大阪は、2014年より和歌山県との共同プロジェクト「和歌山食材テロワール事業」に取り組んでいる。5年目となる今回、新たに和歌山大学と連携し、2018年6月にスタートした「地域プロデューサーとしての製菓技術者育成講座-食と農のこれからを考える-」全7回を修了した。

本講座は官学連携事業を通じて、Iターン・Uターンを希望する学生への支援、生産地・生産者を知る料理人・パティシエの育成、和歌山食材の魅力発見・発信がメインテーマになっている。

当日はエコール 辻 大阪の学生50名が参加し、和歌山県内で活躍するパティシエ・研究者による授業を受講した。またみかん農園への訪問では、摘果や収穫作業、下津地域の特産品である「蔵出しみかん」の貯蔵庫を見学。気候の特徴とそれを活かした農地環境、地域ブランディングへの活用を理解し、「地域」×「農」×「食」の相乗効果を学んだ。