2019年01月28日 13:05

huntechは、同社が提供する狩猟罠用IoT機器「スマートトラップ」を、兵庫県が県内の鳥獣被害対策として120台導入したことを発表した。

「スマートトラップ」は、市販の罠に設置することで野生鳥獣の捕獲をリアルタイムで管理者に通知し捕獲情報を独自のデータベースに記録ができるIoT機器。捕獲時の通知だけでなく、捕獲情報および罠の設置情報をデータベースとして管理することが可能だ。これにより市町村でデータを蓄積し、出没場所・時間の傾向分析、効果的な被害対策の検討に活用していくことが可能となる。

兵庫県内のシカ、イノシシ等による農林業被害は、2010年以降、減少傾向に推移しているものの、2016年度はイノシシだけでも1億9500万円もの被害が報告されている。今回の「スマートトラップ」導入により、狩猟者の罠の見回りを効率化することで、罠の設置および管理に割く時間を増やし、捕獲効率の向上を目指す。

本体価格は3万3800円、システム利用料月額980円(すべて税抜)。

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