2019年01月25日 14:59

横浜市民ギャラリーあざみ野では、写真表現の現在を切りとる企画展と、収蔵する横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを活用し様々な切り口で紹介するコレクション展を、毎年同時開催している。

現代の写真表現を紹介するシリーズ「あざみ野フォト・アニュアル」2018 年度の企画展は、長島有里枝さんの個展を開催。四世代にわたる家族の記憶を丹念に拾い上げたこの自伝的作品では、自身の幼少時代の記憶を基にした物語が生き生きと語られ、随所でカメラのレンズがフォーカスを合わせるように、写真的イメージを想起させる。

また、平成30年度のコレクション展では、アーティストの野村浩さんをゲスト・キュレーターに迎え、収蔵品と野村さんの作品を合わせて展示。「CAMERAer(カメラー)」に登場するキャラクターたちを案内役に、野村さんの視点で選んだコレクションのカメラ・写真・関連資料と、遊び心あふれる作品のコラボレーションによって、写真というメディウムの不思議さ、面白さに迫る。告知動画はこちら