2019年01月23日 16:50

ファッションデザイナーの江角泰俊さん(EZUMi)が、3月9日(土)開催、東京文化会館の舞台芸術創造事業「日本・ハンガリー国交樹立150周年記念 くちづけ~現代音楽と能~」において、初めて舞台衣裳を手がけることが明らかになった。

演目は、ハンガリーを代表する作曲家エトヴェシュ・ペーテルが青木涼子(能)に捧げる新作「くちづけ」。幕末の日本を舞台に描く官能的な愛の物語「絹」(著:アレッサンドロ・バリッコ)に想を得て書かれた、国際共同委嘱作品(日本初演)となっている。

今回、江角さんによるデザイン画が初公開された。原作のタイトルでもある「絹」をイメージし、ニュートラルな存在としての青木涼子(能)の役柄にふさわしく、女性性をあえて強調しないデザインとなっており、レースを施した大きく優雅な襟、そしてプリーツをあしらった袴スカートが特徴。公演詳細はこちら