2019年01月09日 12:51

年間2000万人が訪れる企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、「20代の年収が高い企業ランキング」を発表した。
それによると、1位は「アクセンチュア」(平均年収610万円)、2位は「日立製作所」(平均年収562万円)、3位には「トヨタ自動車」(平均年収548万円)がランクイン。国税庁のデータによると、日本の20代前半の平均年収は約262万円、後半が約361万円。対してランクインした企業は10位の東芝で496万円と、かなりの高水準であることがわかる。
また上位には金融が3社、電機メーカーが3社入っているが、業界や業種ならではの特徴というよりも、大手企業の待遇の良さが出た結果と考えられる。ただし、1位のアクセンチュア以外は、特別初任給が高額な企業ではない。経験を積んで成長した20代後半や、自動車・電機メーカーの技術職、金融関連職といった専門的な知識やスキルを持つ職種の人が平均年収を引き上げている傾向がうかがえた。