2018年12月17日 08:35

ダイハツ工業は、日本総合研究所が8月29日に設立した「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」に参画することを決定した。

高齢化の進行は、昨今地方のみならず都市郊外でも顕著となり、坂道の多い丘陵地などの郊外ニュータウンでは、地域の生活を支えるモビリティサービス事業への期待が、年々高まっている。ダイハツとしても、郊外ニュータウンからニーズの検証を開始し、将来的に「住み続けられるまちづくりや元気あるまちづくり」の実現に貢献する「持続可能なモビリティサービス」が必要と考え、2017年度より日本総研との連携を開始。2018年度、実証地域の自治体や自治会を含む産学官民が連携する本コンソーシアムへ参画する。

ダイハツは、地域の人々に幅広く利用されている軽自動車サイズの車両を用いて、生活に寄り添った乗合サービスに最適な車両要件を検証。幅員の狭い生活道路など、環境に見合ったサイズと乗車人員を両立するダイハツらしい最小単位の低コストな車両を提供し、地域受容性・乗降性・快適性を主に検証する。