2018年12月13日 15:36

福島発の高級割箸メーカー・磐城高箸は、いわき市で130年続いた旧いわき市立田人第二小学校南大平分校を、見学・体験が可能な割り箸工場と鉛筆工場として再生するため、クラウドファンディングに挑戦する。

本校は、130年の長い歴史のなかで数々の余震に耐えた奇跡の旧校。この旧校に割り箸工場を移転させ、新たに原木から一貫製造する鉛筆工場を併設。誰でも気軽に見学・ワークショップを行なえる工場を作れば、「杉の図工室」と言えるような産業観光施設に再生でき、旧校を後世へとつなげることができるのではないかと考えた。

工場見学の他にも、鉛筆、割り箸、おがぬいぐるみの「図工室」ワークショップの開催や、「体育館サロン」の設置、定期的な給食イベントの実施等も予定。将来的には、民泊施設(震災後に使われた木造仮設住宅を移築)や井戸水を利用した露天風呂を建設し、「泊まれる工場」としてさらなる進化を目指す。詳細はこちら