2018年12月13日 11:39

かんき出版は、「精神科医が教える 良質読書」を、12月17日より発売する。

本には、「親切な本」と「不親切な本」の2タイプがある。「不親切な本」とは、今の自分の能力では読むことが難しい本。本書ではこのような本を「限界を超える本」と呼ぶ。自分がラクにできる筋トレをしても筋肉がつかないのと同じように、「親切な本」を大量に読んだとしても本当の成長には結びつかない。

本書では、著者の名越康文さんが本格的な読書をはじめた30歳から約30年の間で試行錯誤しながら身につけた、読書嫌いによる読者嫌いの人のため読書術を紹介。たくさん読む、速く読むことが「いい読書」と思われがちだが、本書で紹介するのは「量」ではなく「質」にこだわる読書術だ。本書では、集中力がなくても続けられる「三角読み」や「振り子読み」といったテクニックや、論理的に読むだけではなく感覚的に読書をするためのテクニックなどを紹介する。

定価は1512円(税込)。

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