2018年12月10日 08:20

野村不動産は、物流の新たなコンセプトである「カテゴリーマルチ」を採用した大規模高機能型物流施設「Landport青梅I」(東京都青梅市)を11月末日に竣工し、運用を開始した。

カテゴリーマルチとは、利用するテナントの業種を物件ごと、あるいはフロアごとに特定したマルチテナント型物流施設であり、一般的な汎用スペックに、ターゲットとするカテゴリー特有の機能を標準仕様として付加した施設。合わせてカテゴリーごとに導入効果が見込まれる自動化機器の設置も想定した施設となっている。カテゴリーマルチ型物流施設は、「オペレーションの効率化」および「物流自動化への対応」という2つのアプローチから、「物流の効率化」と「労働力不足」の解決に寄与することを目指している。

本計画地は、旧東芝青梅工場跡地の約3.6万坪を3期に分割し開発するプロジェクトで、シリーズ14棟目となる「Landport青梅I」は、大手商用車メーカーである日野自動車が、グローバルパーツセンターとして利用する予定。