2018年12月06日 17:01

佐賀県は「さがほのか」以来20年ぶりとなるいちご新品種「いちごさん」の東京への出荷開始に際し、12月6日(木) 東京都中央卸売市場大田市場において初荷式を行った。

新品種「いちごさん」は、「凛とうつくしい色と形」「華やかでやさしい甘さ」「果汁のみずみずしさ」が大きな特徴で、「眺めてうっとり、かじって甘い」というキャッチコピーがぴったりのいちご。6日の大田市場では、佐賀県知事・山口祥義をはじめ、佐賀県農業協同組合・大島信之代表理事組合長らが出席した。

仲卸やバイヤーからは、「断面が赤いのでスイーツと相性がよいと思う」「果実のみずみずしさに驚いた。甘さと酸味もちょうどよくおいしい。見た目もとても綺麗なので、売れ筋の品種になると思う。」といった声が聞かれた。また同日行われた初競りでは、贈答用の「いちごさん(15粒、約450g)」に15,300円の高値がつけられるなど、高い評価を得た。