2018年12月05日 08:41

エムティーアイは、首都圏を中心とした風しんの感染拡大を受け、全社員を対象に風しんワクチンの予防接種の全額補助を開始する。

国立感染症研究所によると、2018年の風しん患者累計報告数は11月14日時点で2000人を超え、その数は2017年の同時期に比べると25倍にのぼり、今後も感染が広がる恐れがある。風しんは、免疫のない女性が妊娠初期に罹患すると、風しんウイルスが胎児に感染し、出生児に「先天性風しん症候群」を発症する可能性があるが、予防接種を受けるなど抗体を持つことで感染を防ぐことができる。

エムティーアイでは、全社員を対象に風しんワクチンの予防接種の全額補助を行うことで、妊娠を望む女性をはじめ従業員が安心して働ける職場環境を形成。また、女性の健康情報サービス「ルナルナ」や母子手帳アプリ「母子モ」を運営する企業として、風しんの感染拡大防止の一助となることを目指す。