2018年11月14日 15:09

重慶市文旅委員会はCtrip.comと提携し、11月10日、4泊5日の「再び長江 ただいま三峡」を開催した。これは三峡の景色をアピールし、インバウンド市場を固めることを目的としたもの。

イベントでは、中国、アメリカ、日本、カナダなど国を対象に、約200名以上のゲストを招き、三峡に来訪。ゲストたちは五つ星のクルーズ「長江黄金6号」に乗り、旅を開始。「統景温泉」「两江影视城」を含め、「世界一の古代水文観測所」という美名を持つ水面下の博物館―白鹤梁や、多くの文豪が作品にしたお城―白帝城などを訪問した。

在重慶日本大使の小松道彦さんは去年重慶に転勤したが、三峡が貯水する前にも訪ねたことがあるという。「多くの日本人が貯水した後に三峡がなくなったと思っているが、今回自ら確かめていなければ、こんな美しい景色今でも残っているとは思わなかった。日本に戻ったら日本の友人たちに宣伝して、新しい三峡の風貌をお勧めします」とコメントした。