2018年10月23日 15:05

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)では「モダン美人誕生 岡田三郎助と近代のよそおい」展に関連して、12月15日(土)、日本髪を結うデモンストレーションイベントを開催する。

日本髪のバリエーションは、江戸時代には数百を数えたといわれている。明治時代に入り西洋の文化が流入した後も、しばらくは日本髪が結われ続けるが、束髪(そくはつ)と呼ばれる髪型が提案され、日本髪は衰退していった。和装から洋装へ、そしてお歯黒やそり眉などの伝統的な化粧から、新たな化粧文化へと移り変わる時に、髪型もまた新たなものへと変化していく。

今回のイベントでは、日本でも数少ない結髪師である林照乃さんに、江戸時代から明治時代にかけて結われた「日本髪」から、明治・大正時代に流行した「束髪」に結いなおすデモンストレーションを、ポーラ文化研究所 シニア研究員の村田孝子さんの解説を交えて開催する。開催日時は12月15日(土)14時~16時。参加費無料(要当日入館券)、事前申込不要、先着80名。