2018年09月18日 14:54

川崎市は、廃棄物発電を活用した「エネルギー循環型ごみ収集システム」による、EVごみ収集車(電池交換型)を日本で初めて実用化する。

川崎市は、JFEエンジニアリングと2016年3月に協定を締結し、協働で実証を重ね、今回、同社とシステム導入に係る契約を締結した。「エネルギー循環型ごみ収集システム」は、ごみ焼却施設における廃棄物発電で得られる電気を敷地内の電池ステーションへ送電して電池を充電し、EVごみ収集車に搭載してごみ収集を行うもの。

本システムでは、電池ステーションで短時間に電池交換を行うことができるため、1日の走行距離を確保しながら、効率的なごみ収集作業が可能となる。導入設備等は、EVごみ収集車2台(南部生活環境事業所)、電池ステーション1基(浮島処理センター)。

運用開始(予定)は、2019年2月。