2018年08月29日 14:11

流派に属さぬ舞踊家として知られる谷口裕和さんによる個人公演「第六回 谷口裕和の会」が、9月15日(土)、GINZA SIX内、観世能楽堂にて開催される。

本公演は、紋付き袴で踊る「素踊り」を生業とし、歌舞伎舞踊の振り付けにも携わる異彩の舞踊家・谷口さんによる個人公演。昨年は国立劇場大劇場で開催し、好評であった「第五回 谷口裕和の会」は国立劇場大劇場で行われ、好評を博した。「舞踊や歌舞伎などは敷居が高いと思われがち。より多くの人に観に来てもらいたい」という谷口さんの姿勢は、番組(演目)の選定にも表れており、歌舞伎の大曲として知られる「積恋雪関扉(通称:関の扉)」に加え、著名なお伽話「浦島太郎」を題材とした歌舞伎舞踊を披露する。

さらに公演当日の午前中には、谷口さん本人および出演者による「素踊り」の解説や各演目の見所などを説明する特別イベントも実施する。