2018年06月14日 10:47

神戸市と楽天は、楽天グループの電子図書館サービス「Rakuten OverDrive」の提供に関わる協定を締結した。

今回の協定に基づき、神戸市は市民に対し電子図書の貸出サービスを提供することが可能になる。自宅に居ながら電子図書が利用できる利便性向上と、2年後の小学校の英語教科化に向けて家庭で英語に親しんでもらうことを目的に、試行的に実施することとした。

貸出サービスでは、神戸市立図書館の図書館カードを所持している人に、市立図書館の窓口で電子図書館専用のIDおよびパスワードを発行。図書館に来館することなく24時間いつでも手持ちのスマートフォンやパソコン等で、電子図書を利用することができる。

電子図書は、サービス開始時には小説や解説本、料理本など実用書約1000冊。他に、青空文庫を約1万冊、英語図書は約500冊を揃える。約2年間の試行実施期間中、随時冊数を追加し、最終的には1万3000冊程度になる予定だ。

サービス開始日は、6月22日。