2018年05月14日 08:52

国連WFP協会は13日、子どもたちの飢餓をなくすことを目的としたチャリティーウォークイベント「WFPウォーク・ザ・ワールド」を横浜市西区のみなとみらい地区で開催した。
国連WFP協会は、国連唯一の食糧支援機関であるWFP国連世界食糧計画を支援する認定NPO法人。国連WFPは途上国の学校で、毎年およそ2000万人の子どもに給食を届けている。学校給食は子どもたちへ必要な栄養を届けるだけでなく、勉強への集中力を高め、将来賃金の高い仕事に就く可能性を開く。この結果、貧困や格差の解消にも役立っている。
今回のイベントには過去最多となる4707人が参加し、赤レンガ倉庫や臨港パークなど横浜の名所を巡った。参加費の一部は、途上国の子どもたちを対象に国連WFPが実施している学校給食支援に充てられる。寄付金総額は約440万円に上り、約14万6000万人の子どもたちに給食を届けられることになった。