2018年05月10日 15:56

NPO法人「防衛技術博物館を創る会」は、5月10日より、旧日本軍の「九五式軽戦車」を機械技術遺産として英国より里帰りさせるプロジェクトを開始する。
同会は、静岡県御殿場市に誘致中の、機械技術遺産として防衛装備品を展示する「防衛技術博物館」の収蔵品とするため、これまで国内外に残る旧軍車両の残存調査と里帰りの可否の調査を行ってきた。このたび、英国人が10年の歳月をかけて修復に取り組んで来た九五式軽戦車について、里帰りさせないかとの話を受け、修復の対価として約1億円が適正価格であろうと話が折り合い、購入の資金として一口10万円の寄附を1000口募る。公募期間は2018年5月10日~9月末日までの約4ヶ月間。
また、同時に現在修復中のディーゼルエンジンの部品である「燃料噴射ポンプ」の状態が悪いため、「三菱重工製空冷ディーゼルエンジン『A6120VDe』用燃料噴射ポンプ」「三菱A690RR型・三菱E型・新潟鐵工AL6L型・神戸製鋼L-5型」を探している。問い合わせはこちら。