2018年04月10日 10:15

JAF(日本自動車連盟)は、開通前の東関東自動車道において路肩停止時の危険性について実験を行い、先進技術を活用したJAF360度VR動画「高速道路編」として4月9日に公開した。

高速道路で事故や故障等でやむを得ず車を止めた際、本線上や路肩に出て、歩き回ることは非常に危険だ。しかし、依然として運転者や同乗者が本線上や路肩で後続車にはねられる事故が多く発生している。

JAFでは、高速道路でトラブルに遭ってしまった人から救援の電話を受けた場合、「安全な場所へ避難すること」、また「車内に留まることの危険」を運転手や同乗者に伝えている。今回はリアリティをもってその「危険」を体感してもらうため、360度周囲を確認できるVR動画を活用し、高速道路の路肩に停止し降車した人の目線で待機場所の良い例・悪い例を紹介。映像では走行車両が接近してくる速度感と距離感をリアルに感じることができるとともに、本線走行中には一見広そうに見える路肩の狭さも確認できる。

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