イオンリテールは、4月2日より順次、本州の「イオン」「イオンスタイル」43店舗の一部レジにて、「J-Debit」による決済と、レジにて少額の現金を引き出すことができる「キャッシュアウトサービス」を開始する。

近年、電子マネーや決済対応アプリ、仮想通貨の出現などキャッシュレス化の流れが加速している。一方で、郊外在住者や、過疎化、高齢化が進む地域の人々からは、「現金を使う分だけおろしたいが、身近な場所にATMが少ない」「買物をする前にわざわざATMに立ち寄ることが面倒」といった声も多く聞かれる。

こうした中イオンリテールは、顧客のさらなる利便性向上を推進するため、キャッシュカードで支払いができる「Jデビット」決済を開始するとともに、まずは店舗のサービスカウンターや一部の移動販売車にて少額の「キャッシュアウト」にも対応することで、買物と一緒に現金の引き出しが可能になる。