2018年02月21日 15:34

JTBコミュニケーションデザインは、「コミュニケーション総合調査」の第3報として「コミュニケーションへの苦手意識」の報告書をまとめた。本調査では、複雑化する現代のコミュニケーションを鑑み、大学生、会社員、主婦、リタイア層を対象にコミュニケーションに対する総合的な満足度やその要因について分析。
調査によると、コミュニケーション全般に関して、苦手と感じている人が58%と半数を超え、特に苦手意識は主婦で63%と顕著に高く、次いで会社員58%、リタイア層56%、大学生54%だった。また苦手意識を持つ人が最も多いのは「複数の人の前で、発表すること」で、75%と4人に3人が苦手意識を感じていた。
いっぽう、苦手意識よりも得意意識が高くなった項目としては、「人の話を聞くこと」が突出して高く、77%が得意と回答。人前での発表や初対面、飲み会、意見を言うなどの主体的な発信に対して苦手意識があり、受動的・日常の場面に関しては得意と感じることがわかった。