2017年04月13日 13:06

JX通信社は、AI(人工知能)を活用し、SNSから緊急情報を検知する「FASTALERT」(ファストアラート)の報道機関向け新バージョンを正式にリリースした。

これまで報道機関では、SNSでの事件、事故などの情報覚知ニーズが増える一方、その収集に人手や時間がかかり過ぎるという課題を抱えていた。そこで同社は、この課題をテクノロジーによる「機械化」で解決すべきものと考え「FASTALERT」を開発。「FASTALERT」は、SNS上の少ない手がかりから「いつ・どこで・何が起きたのか」を高い精度で正確に判定する。

この解析精度に加え、β版段階からその検知スピードの速さと網羅性を高く評価されてきたが、この度、更に精度を向上し、インターフェースも一新した新バージョンを正式にリリースした。本サービスは、既に在京TV局の大半や共同通信社など多数の大手報道機関で正式に採用されており、地方のTV局や新聞社などへの利用も拡大している。