2017年04月10日 09:50

三菱電機は、産業用ロボット「MELFA」の新シリーズとして、組立・加工などの用途においてさらに高度な自動化を実現して生産性向上に貢献する「MELFA FRシリーズ」266機種を発売した。
近年、ものづくりの現場では、グローバル競争が激化し、消費者ニーズが多様化。日々変化する市場要求への対応と、人手不足や人件費の高騰、品質のばらつきなどの課題から、ロボットによるセル生産方式への取り組みが増加している。また、生産現場でのIT活用や、人とロボットが同じエリアで協働作業をする柔軟な生産ラインの実現も求められている状況だ。
三菱電機は今回、これらの市場ニーズに応えるために、産業用ロボット「MELFA FRシリーズ」を発売。基本性能の向上や知能化技術の進化に加え、FA技術とIT技術を活用し開発・生産・保守の全般にわたるトータルコストを削減するソリューション「e-F@ctory」に対応、安全機能の強化も実現した。