2017年07月05日 09:56

学情は、6月19日~23日の期間で、2018年卒業予定の学生を対象に就職活動・内々定に関する調査を実施した。

国公立・私立大の理系学生の内々定率は、84.1%と前回調査(6月5日~10日)の70.7%から13.4ポイント上昇。一方、活動率は47.9%まで下がり、前回調査時より14.1ポイント低下した。国公立大の文系学生の内々定率は、77.8%と前回調査から9.0ポイント上昇。内々定率・活動率共にほぼ2016年並みのペースだ。私立大の文系学生の内々定率は、73.3%で、前回調査時より8.9ポイント上昇した。活動率は50.0%で、前回調査時に比べ22.2ポイントも下降している。

全体として、2016年同時期に比べ同水準または6ポイントほど上昇。活動率も前回調査時より低くなり、選考ラッシュだった6月前半を過ぎて就職活動を終える学生も増えてきていることがわかる。しかし、依然として全体の半数程度の学生は就職活動を続けており、企業の夏採用が活発化していくとみられる。

学情