2017年06月30日 13:17

ラックランドは、自治医科大学附属さいたま医療センターの外来レストラン「みぬま」の内装設計・施工を行った。同社は、病院内飲食施設の内装、設備、厨房のすべてを一貫して手掛けられる経験とノウハウを認められ、設計施工担当企業に。

内装設計にあたっては、誰もが病院にいることを忘れて心から料理を味わい、心地よいひとときを過ごせるよう、人気レストランと同等以上のデザイン性、アメニティ性を備えた空間の創造を求められたという。そこで、円と波紋を主要なモチーフに、スタイリッシュさと重厚感を演出。

またリニューアル前には処置室であったことから、通常のレストランよりも天井の高い空間条件を活かし、直径3メートルのシンボリックな特大サークルライトを中心に据え、間接照明を縦横に配列するなど照明計画にも工夫を凝らした。さらに様々な単位の利用者が居心地良く過ごせるレイアウトと、車いす利用者や身障者なども安心して移動できるゆったりした通路幅の両立をも実現している。