2016年11月18日 16:29

ユニセフ(国連児童基金)の創立70周年という節目の今年、小説家、劇作家や詩人を含む200名以上の世界の著名な作家が文学的なキャンペーンに参加し、「Tiny Stories(ちいさなお話)」を発表した。
「Tiny Stories」とは、7文、という長さと、「すべての子どものために、私が望むこと(What I want for every child)」というテーマの2点以外は、構成や形式などすべて作家個人にゆだねられた「ちいさなお話」。これらの話は最も貧しくまた最も厳しい状況におかれた世界の子どもたちが今も直面する不公平さについて、広く世の中に「気付き」を与えるため、11月20日の「世界子どもの日」を含む11月末まで順次発表され続ける予定だ。
このキャンペーンは、詩人でもあるフィンランドのイェンニ・ハウキオ大統領夫人によって提案された。日本からは、世界的な絵本作家・画家・詩人である葉 祥明さんが参加している。