2016年08月02日 08:22

はてなは、従業員の多様な価値観や個性に対応するダイバーシティ施策の一環として、8月1日より就業規則等の社内規定における「配偶者」の定義を同性や事実婚のパートナーを含むものに変更した。これにより「結婚(法律上の婚姻)」を対象とする福利厚生制度の適用範囲も拡大される。

はてなでは、多様な価値観や個性に対応し、従業員が持つ力を発揮しながら事業成長と働きやすさを高次元でバランスさせた働きがいのある環境づくりを目指している。

今後の積極的な採用活動による従業員増加を見据え、多様な価値観や個性への企業姿勢を明文化するため、LGBT(性的少数者)にも対応した社内規定に改定。この改定により、「配偶者」の定義を同性や事実婚のパートナーも含むものに拡大し、パートナーとの関係を「結婚に相当する」として慶弔見舞、育児介護休暇、赴任などの福利厚生制度を適用する。また、LGBTに関する理解を深める社内研修を実施し、就業規則での「性自認・性的指向に関わる差別」の禁止を明文化した。