2016年06月13日 11:49

TKCは、大企業向けにクラウド型の「TKC証憑ストレージサービス(TDS)」を開発し、6月30日から提供を開始する。これは、「電子帳簿保存法第4条3項(スキャナ保存制度)」に対応したクラウドサービスで、本社経理部で保存する証憑書類をスキャンし、TKCのデータセンターに保存することができるというもの。

本サービスでは、証憑書類のスキャン画像の保存、タイムスタンプの付与、複数かつ任意の項目による検索、タイムスタンプの一括検証、解像度・階調の確認等を行うことが可能。これによりスキャナ保存制度適用企業では、定期検査後の証憑書類を廃棄することができ、ファイリングの手間や保存にかかるコスト、検索の手間を削減することができる。また、支店・営業所等で証憑書類をスキャンする必要もなく、業務フローを変更せずに導入することが可能となる。

利用料は1万4500円/月~(税別)。 5年間で400社の販売を目指す。