2016年06月09日 13:46

新潟県燕三条にて、鎚起銅器(ついきどうき)の技を継承する玉川堂(ぎょくせんどう)は、創業200周年を記念した展覧会「玉川堂 200年展 ~ 打つ。時を打つ。」を開催中。

展覧会では、1816年創業時から2016年最新作に至る玉川堂の代表作20余点を一堂に展示。空間構成を手掛けているのは、スペースコンポーザーの谷川じゅんじ(JTQ Inc. CEO)さん。職人が朝から夕方まで金鎚で銅を打ち生み出される玉川堂の銅器は人よりも長い命があり、時を重ねることでより美しさを増す。今回の展覧会を通し、銅の器の生命力を感じてもらい、200年後の輝く姿を思い描いて欲しいとしている。

会期中毎日製作実演が行なわれ、無形文化財指定の鎚起銅器の技術を見ることができる。また、特別限定商品の急須、茶筒、酒器、図録「鎚起銅器」などを販売。ギャラリートークなど関連イベントなども予定。会期は6月4日~6月19日。会 場はポーラ ミュージアム アネックス。入場無料。