スペースシフトは、2月3日より、超小型衛星キット「ARTSAT KIT」の販売を、クラウドファンディングサービス「Makuake」にて開始した。最初の1機目は人工衛星キットとしては破格の40万円より購入可能（打上げ費用含まず）。およそ2ヶ月で100万円の調達を目指す。

「ARTSAT KIT」は、東京大学と多摩美術大学の共同プロジェクとして作られた、10cm四方の超小型衛星「ARTSAT1：INVADER」がベース。従来オーダーメイドである人工衛星をキットとして商品化することで、宇宙開発に興味のある個人でも入手可能な低価格を実現した。

リターンとしては、メッセージをメモリーカードに格納して宇宙にメッセージを送る権利や、宇宙から帰ってきた本物のロケット部品であるフェアリングを使ったガチャガチャ「ウチュウガチャ」などを用意。日本国内での販売は2016年8月開始予定で、予定価格は80万円。プロジェクトの詳細はこちら。