2015年12月25日 16:58

学研プラスより、学研ムック「真田戦記」(歴史群像編集部・編)が発売された。

戦国最後の合戦・大坂の陣で真田信繁(幸村)が築いた防御施設「真田丸」。本書ではその形状と役割に関する最新研究を、カラー復元イラストとともに巻頭で詳しく紹介する。さらに真田の戦い、第一次・第二次上田合戦、大坂の陣の道明寺の戦い、天王寺の戦いを、作戦・戦術面から徹底的に分析。大河ドラマの監修者を含む武田・真田研究の第一人者たちによる最新研究を踏まえた記事は、真田の入門者はもとより、既存の真田情報ではもの足りない読者をも満足させる質と情報量。

真田三代、幸綱(幸隆)、昌幸、信繁(幸村)、信之4人の生涯も詳しく紹介する他、真田家のルーツや本拠地、大坂の陣での豊臣家臣団の構成、大名家老家に伝わる真田丸絵図など、「歴史群像」ならではの視点と深く掘り下げた内容で真田家の実相に迫る1冊。定価1500円(税別)。