2015年09月24日 13:10

キヤノンMJは、同社物流拠点において「包装資材再資源化」に取り組み、年間約100トンの包装資材の廃棄物をゼロに削減、約1,300万円のコストダウンを実現した。

東京物流センターでは、製品梱包用の発泡スチロールや荷崩れ防止用のストレッチフィルムなどの包装資材が1年間に約100トン発生する。これらは使用後に廃棄物として処理する必要があり、軽量の割にかさばるため広い保管スペースが必要な点や、廃棄処理するための運搬効率が悪くコストがかかるという点が課題だった。

同センターでは、不要になった包装資材を資源に再生することにより、廃棄処理の課題を解決。専用の機械を導入し、発泡スチロールやストレッチフィルムを小さな塊にして、再資源化している。これにより保管スペースを削減するとともに、プラスチック原材料としての売却も実現した。