2015年06月08日 11:59

ライフサイエンスカンパニーのシグマアルドリッチジャパンは、独占契約を結んだロシュのバイオケミカル試薬の販売を、日本市場において6月15日より開始する。

対象となるのは、ゲノミクス、プロテオミクス、細胞分析アッセイなどの937品目。製品の製造や品質管理はロシュが引き続き行い、製品もロシュのブランド・包装で、製品番号の変更もない。

ライフサイエンス・バイオケミカル試薬分野の国内市場規模は、1,037億円、年平均成長率2.8%という成長市場だ。今回シグマアルドリッチがロシュより導入した製品の対象分野は、国内ライフサイエンス市場全体の60 %(売上ベース)を占める主力分野。シグマアルドリッチの強みであるサプライ・チェーンにくわえ、この度の取扱い製品の充実により、さらなる国内マーケットの活性化が期待されている。