2015年06月05日 08:16

パナソニック汐留ミュージアムは「アール・ヌーヴォーのガラス」展を7月4日~9月6日まで開催する。
仕事の気晴らしに、美しい作品に惹かれてガラス作品を購入し始めた実業家ゲルダ・ケプフ夫人。やがて旺盛な好奇心によってガラスという素材の特質や技法を学び、優れた審美眼と洞察力でアール・ヌーヴォーの本質を体現する第一級のコレクションを築いた。
このケプフ・コレクションは、アール・ヌーヴォーの二大拠点となったパリとアルザス=ロレーヌ地方を舞台に繰り広げられた、まさに百花繚乱の「新しい芸術=アール・ヌーヴォー」の成果を余すところなく示している。ケプタ・コレクションがドイツ国外でまとまった形で公開されるのは初めて。
会期は2015年7月4日~9月6日。入館料は、一般1,000円。関連イベントとして、華道家・假屋崎 省吾氏による講演会や、ガラスワークショップなども行なわれる。