2014年11月13日 16:13

台湾出身・ニューヨーク在住のリー・ミンウェイさんは、さまざまな観客参加型の作品やプロジェクトを展開し、国際的に活躍しているアーティストだ。
そして、森美術館で現在開催中の展覧会「リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる」の一環として、出展作品の1つ「砂のゲルニカ」の巨大な砂絵の上を観客が歩く1日限りの画期的なパフォーマンスを11月16日正午より開催する。
「砂のゲルニカ」には、3つの段階がある。最初の段階は展覧会開幕から11月16日の正午まで、1部の未完成部分を残してリーさんが描いた大きな砂絵の「ゲルニカ」。そして2番目の段階が、同日正午から始まる観客参加型ライブパフォーマンスだ。「砂のゲルニカ」の上を、みんなが1人ずつ裸足でゆっくりと歩く。そして3つ目の段階は、日没後、リーさんとスタッフがすべての砂を中央にかき集めることで訪れる。