2014年12月12日 16:48

わんだふるは、犬山城下町の和カフェ「本町茶寮」にて、12月1日より冬の新メニュー「犬山焼で味わう抹茶ぜんざい」の販売を開始した。

犬山焼は、江戸時代の初めごろ、犬山市東部の今井に窯が築かれたのが始まりとされ、犬山城主・成瀬家の庇護の下、尾張地方唯一の本格的な色絵陶磁器として隆盛を極めた。

中でも、当時の犬山城主が好んだとされる桜と紅葉をとりあわせた「雲錦手」や、想像上の鳳凰や草木を描いた「赤絵」が代表的意匠とされている。

犬山城下町のさらなる芸術文化振興を図るため、「本町茶寮」では30点以上にわたる所蔵品を一挙公開し、12月1日より犬山焼の器を使用した「抹茶ぜんざい」の提供を開始する。

抹茶ぜんざいの抹茶には京都・一保堂茶舗の「幾夜の昔」を使用。苦みを抑えた豊かなコクのある抹茶がほどよい甘さの餡子、白玉、栗とからみ合い、犬山焼を使うのにふさわしい贅沢な味わいになっている。d10307-4-920919-0