2017年06月12日 10:04

朝日新聞社は、「月刊Journalism」6月号を6月12日に発売した。
特集は「高い支持率、盤石の政権下で民意はどこに……『安倍1強』を斬る」。対抗勢力が見当たらず、安倍内閣の1強が続く現在の政治状況を分析した。
このほか、森友学園問題をスクープした朝日新聞大阪社会部で豊中駐在だった吉村治彦記者が、1本のたれ込み電話をきっかけに地道な取材を続け、不自然な土地取引の存在を明らかにしていった過程を報告している。また、天皇の退位をめぐる有識者会議の座長代理を務めた御厨貴・東京大学名誉教授が、有識者会議の白熱した7カ月の真相を明かした。
「月刊Journalism」は2008年10月、研究誌をリニューアルする形で創刊。さまざまな問題に取り組んでいる。
定価は800円(税込)。